よく患者さんから「インプラントってどれくらい持つの?」という質問を受けます。高い治療費ではありますが、骨董品や美術品のようにガラスケースに保管して眺めるものではなく、歯にとってかなりの負担である咀嚼という行為を毎日行うわけですから、インプラントが破損することはなくとも、上物の歯のセラミック(お茶碗と同じ陶材)が欠けたり、歯ブラシを怠るとその周りの歯茎に炎症があったりはします。インプラントを打つ場所の歯が無くなった経緯、お口の中の状態、歯周病の有無などを術前にしっかり検査して術後の管理をしっかりしていけば末永く持たすことは可能です。
ちなみに私はインプラント治療を始めて11年がたちます。その間、特に大きな問題もなく患者さんには快適に使って頂いています。